【Huawei】米中貿易摩擦から始まるスマートフォン市場の変革【ファーウェイ】
- 2019.05.21
- PC・モバイル

GoogleがHuaweiに対して既存の端末までで一部Googleのサービス提供しないとといった。
そこから広がるアメリカ企業の中国企業との取引停止に加速していくのではないかと疑念が広がりつつある。
現にインテルなどの半導体メーカーもHuaweiへの部品供給を停止する方向で進んでるらしい。
Huaweiの端末によく使われているKirinというSoCを製造しているHuawei傘下のハイシリコン社もかなりアメリカの依存しているだろうと言われているが、こうなることを想定して拠点を移して行っていたという話も目にした。
さて、これからHuaweiはどうなっていくのであろうか?
中国市場向けと 見られるKirinOSというのもを開発しているようだが、独自のアプリケーションとなると日本で定着しない、日本への輸出もされないということも考えられるだろう。
もしKirinOSが海外に輸出されるのであれば、それはiOSやAndroidに並ぶほどのものになっている状態でないと市場競争で生き残ることは難しいであろう。
視点をアメリカ側に移してみよう。アップルのiPhoneやGoogleのPixelシリーズは中国企業からの部品の供給や中国での組み立てなど行っている。
報復として、こういったところがストップするとアメリカ側も苦しくなる。
結局両者ともステークホルダーとして切ってはいけないというのが現状であろう。
だが、このまま貿易摩擦が進めば自国や、中国やアメリカを除いたところでの生産というのも進むというのも考えられる。これが世界全体で見て成長を鈍化するのか加速するのか私は楽しみである。
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